初めての入院記録

卵巣嚢腫のため、34歳で生まれて初めて入院・手術を受けることになりました

記録③ 手術説明・入院受付〜休暇調整

手術説明・入院受付

5/28、10日ぶりに総合病院に行きました。今日の目的は、先日受けた手術前検査の結果を聞くのと、入院のための手続きです。

診察室に呼ばれ、担当医から手術の説明を受けます。

本来であればこの手術説明、ご家族も同席して行うことが多いそうですが、私は独身で身内も遠方にいることを事前に伝えたところ、手術当日電話し判断できる相手がいれば1人で説明を受けて問題ないとのことでした。(なので事前に私から病気や手術の内容をしっかり伝える必要があります)
手術している時は全身麻酔で何か起こっても私は答えられないので…そう言う時に判断をしてくれる人が必要なんだそうです。

手術は事前に聞いていた通り「腹腔鏡下手術」で行うことに。合計4箇所切開します。傷はお臍が3センチ、それ以外は1センチほどとのことでした。傷は下着に隠れる位置にできますし、何より腹腔鏡下手術ですと術後の回復が早いそうです。

とはいえ、手術後1週間は自宅で安静にするように伝えられました。体を動かすお仕事の場合、もう1週間ほど経過した後に職場復帰されることが多いそうです。

人生で初めての手術・入院のため、「そんなに早い入院期間で済むんだな、職場復帰も思ってたよりも早いな〜」と思いました。20年くらい前に弟が骨折して入院した時は2週間くらいいなかった気がする…当時と比べると医療技術も向上してるだろうし、そもそも入院の理由も全然違いますが。笑

この日はそのまま入院手続きの説明を受け、病院内にある「入退院窓口」で手続きを行います。
入院時に必要な書類をどっさり受け取り、また、持ち物のリストもいただきます。
手続きの際、病室の希望を確認されましたが、特に大部屋への抵抗もなかったため、差額なしの病室で希望を提出しました。
大部屋、6人くらいかな〜と思っていたら、当日病室に行くと4人部屋でした。しかもベッドは一つ退院時まで空いていました。私は大部屋でも充分でした♪

休暇調整

手術日が決まりましたが、実は決まる前から直属の上司には入院の可能性があることを伝えていました。

手術日確定後、上司に入院が6/11になったこと、入院期間は4泊5日になること、退院後しばらく自宅療養をするため職場復帰は6/22になることを伝えます。
私が体調を崩していたことに気付いていなかったとのことで、最初はすごく驚いていましたが、引き継ぎも協力してくださり、期間中は一切仕事のことを考えずに済みました。
その後、同僚たちに自分が長期不在になることを伝えます。細かい引き継ぎをチームメンバーたちにお願する必要があったため、入院の二週間前には同僚たちへ共有しました。
また、同じタイミングで、関係部署の管理職の方達へも共有を終えます。
みなさん優しく送り出してくれたことが、非常に励みになりました。

休みに入る前に、会社に何かしら申請が必要になるのかを労務へ確認しました。
よく、診断書が必要だとか聞いたことがあったので、弊社の対応方針を確認したところ、有給休暇であれば特に申請は不要とのこと。
同時に、高額医療費制度に使用する「限度額適用認定証」を受け取りました。事前にこの認定証をもらい、退院時に費用を支払う際に提出すると、自分の収入に合わせた限度額まで減額される、素晴らしい仕組みです。
こう言う時、ああ、会社に属していてよかった、税金納めててよかった、と思います。認定証は自分自身で取り寄せる必要があると思っていましたが、それも全部会社がしてくれるなんて!ビバ!社畜

ちなみに、土日を除いた約7日に渡るお休みは、上記した通り、すべて有給休暇として申請しました。さらば有給!これで今年は有給が消滅することもないでしょう…。

さて、会社に必要な申請や連絡はこれで終了!あとは心置きなく、入院日を待つのみ。この頃から「10日以上も会社休める!」と入院に対してかなり前向きになってきました。社会人、長期休暇はどんな理由であれ嬉しい!!